シワやたるみの中には、外観だけの問題にはとどまらず、健康を大きく左右するものがあることをお話ししましょう。その代表がまぶたのたるみです。まぶたは、40代になると、多かれ少なかれだれでもたるんできます。なかには、20代、30代で、たるみ始める人もいます。まぶたのたるみは、頭痛、肩こり、便秘、冷え性、疲れやすさ、うつ病、不眠症、動悸、高血圧などさまざまな症状をもたらすことがあります。まぶたのたるみには、単に皮膚がたるんでいる場合と、まぶたを開ける筋肉がゆるみ、機能が弱っている場合、そして、その両者が合わさっている場合があります。まぶたのたるみ、目を開ける筋肉のゆるみ(眼瞼下垂)が、交感神経を刺激して、自律神経系のバランスをくずし、頭痛、肩こり、疲労、うつ病など更年期障害のような不定愁訴をもたらすのです。まぶた、ひたい、目じりのシワは、目を開ける筋肉のゆるみやまぶたのたるみが原因でできます。したがって、目のまわりのシワやまぶたのたるみは、自律神経系の不調をあらわしているといえます。眼瞼下垂をきちんと治療することは、シワやたるみを治療することでもあります。
腹式呼吸法は、横隔膜を動かしますので、その刺激で内臓の血行がよくなり、大胸筋を鍛えることができます。その結果、代謝が上がって、脂肪燃焼率が高まるのです。また、息をしているだけでも、胸式呼吸よりもエネルギーを使いますので、一層痩せやすくなるわけですね。プラス、カラダがたくさんの酸素を吸収するので、「脂肪燃焼酵素リパーゼ」(脂肪を分解し、血液中に流す酵素。酸素によって活性化される)のはたらきで、さらに脂肪燃焼が促進されます。自然と腹筋も鍛えられるため、下腹部のラインが徐々にスッキリしてくる効果もあります。また、浅い胸式呼吸を続けていると、緊張、ハイテンションを招く交感神経を刺激するので、ストレスを感じやすい体質になってしまいますが、深い呼吸の腹式呼吸がベーシックなものになれば、副交感神経がはたらきだし、ホルモンの分泌や免疫力を上げてくれるので、肌をきれいにしてくれたり、カラダ全体をイキイキと元気に保ってくれます。そして、リラックスモードにも入りやすくなるので、ストレスに強いカラダになれます。深くおなかから呼吸することで、芯から癒されていく快感を知ってください。また、腹式呼吸を完全マスターしますと、おなかの底から安定感がにじみ出て、穏やかで女性らしいたおやかさに一層磨きがかかるのも見逃せません。
殺菌作用をもつ食品を上手に利用することも有効である。梅干にはクエン酸が含まれている。クエン酸は殺菌作用をもち胃の中で細菌を殺すことがあるが、ただ食べただけで効果は期待できない。食品全体にいき渡らせるために、食事、お茶のなかでほぐして飲むとよい。緑茶にも殺菌作用がある。茶の渋み成分であるカテキンという物質により、O−157も死んでしまう。食後の一杯の緑茶で食中毒は予防できるのだ。しかし、市販の緑茶は飲みやすいように渋みを抑えてあるので、大量に飲まないかぎりその効果は期待できない。食用の酢にも殺菌効果はある。水に酢を混ぜた液でまな板や包丁を洗うと殺菌効果がある。食材や調理器具の洗浄用の酢も、メーカーから発売されている。もちろん、酢を使った食事も食中毒予防が期待できる。ほかに、電子レンジでの加熱も殺菌には有用である。電磁波の影響により、火を使って普通に加熱するよりも殺菌効果は期待できる。しかし、加熱ムラができやすいので途中でかき回し、全体が完全に加熱されているかに気を配る。これらの対策を講じても、実際に食中毒にかかってしまったらどうすればよいのだろうか。いくつかの注意すべき点を挙げてみよう。まず、安易に下痢どめ等の薬はのまないほうがよい。