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学習環境もお金で買おう

自宅が「学習に向いていない環境」にある方には、図書館や有料自習室などを利用することをお勧めします。有料自習室は、本当に熱心に勉強する人たちが集まってくるため、静かで、気分を「学習モード」にすぐにスイッチできます。もちろん、スターバックスなど、コーヒーショップの方が効率が上がるという人は、そういうスペースに行けばいいでしょう。要は、自分にとって「時間に応じた最適の環境」を探しましょうということです。そして、その環境に対して対価を払う必要があったとしたら、その時は惜しみなく財布のひもをゆるめましょう。勉強の効率が上がれば、それによって最終的に得られる利益は、そのお金よりはるかに大きいのですから。また、予備校や塾などの中には、空き教室を「自習室」として開放していたり、独自の立派な自習室を完備していたりするところもあります。予備校や塾を選ぶときは、講座の内容だけでなく、そのような学習環境も考慮に入れるべきでしょう。もっとも、自習室がとても立派だという理由で入塾しても、すでに自分に適した学習環境があれば、1度も自習室を使わなくてすむことだってあります。お金をムダにしないために、まず、現在の自分の環境をしっかり把握しておいてください。

入試合格を勝ち取るには

入試合格を勝ち取るには長期間のさまざまな勉強が必要です。局所的には根性と精神力で猪突猛進したほうがいさぎよく立派に思えますが、長期の総力戦を勝ち抜くためには訂画的な資源の有効活用が欠かせません。時間は有限ですが、気力も使えばなくなる希少な有限資源です。そして同じ時間を使っても元気はつらつなら作業効率は上がりますが、疲労こんぱいでは作業効率が激減します。しかし一方で気力は時間を費やせば補給することもできるのです。以上から、気力十分で作業効率がよければ勉強に時間を使い、気力がすり減って効率が落ちた場合は気力の補給に時間を使うのが賢明といえるでしょう。結局、受験勉強では「かぎられた時間を勉強に使うのか?それとも気力回復に費やすのか?」の判断がつねに必要ですが、これは子供にはできません。そこで、子供にかわってこの判断をすることが親の役割になります。

勉強ができるようになるためには

勉強ができるようになるためには、勉強をしないことにはどうしようもありません。だからこそ、勉強の動機づけが必要なのです。何の動機も目的もなしに、ただ漠然とした気持ちでいるのでは、勉強を進めることはできないでしょう。そこで、まずしなければならないことは、とにかく自分に対して勉強の動機をみつけることです。動機は、最初のうちは漠然としたものでもさしつかえありません。しいていえば、不勉強だと時代からはじかれるといった、一種の自己脅迫でもいいのです。また知り合いが勉強しているから、自分もしないと取り残されてしまうのではないかという不安でもいいでしょう。あるいは、このままむざむざと何もしないまま年をとっていいのかという自分に対するいらだちでも、りっぱな動機になります。ちゃんと勉強しないと、先行きいいことがないと思うことに意味があるのです。いずれの場合も動機が漠然としたものですから、ちょっとでも気を抜けば、決意がたちまち消えてしまいかねません。しかし、勉強の必要性を感じないよりはるかにマシです。